2010/09/15

韓国文化教育振興院の視察

こんにちは。
横浜市芸術文化教育プラットフォームの小川智紀です。

先週、韓国の視察団の皆さんが、視察に見えました。
この企画は、「文化芸術教育で地域が変わる」というテーマだそうで、
韓国の文化教育振興院と言論振興財団が主催。
比較的若い世代の新聞記者の方など、総勢15人が見えました。

PFについて簡単にご説明をしたあとは、覚悟をしていたものの、
やっぱり質問攻めになりました。
「PF事業が始まったきっかけは何なのか」
「コーディネーターやアーティストの選定方法はどうなってるか」
「横浜市の創造都市事業とは、どのように関係しているのか」など。
ホント、息つく暇もない二時間でした。

ちなみに、韓国文化教育振興院のウェブサイトは、こちら。
英語名は、KOREA ARTS & EDUCATION SERVICE 略してARTE。
http://www.arte.or.kr/index.jsp
実は、韓国文化教育振興院からは、昨年度も視察に来てもらってます。

そのときに感じたことは「文化芸術教育」といったときの、
「文化芸術」「教育」それぞれの範囲の違い。
彼らのいう「文化芸術」の中には、日本語のアートに収まるか微妙な
生活文化やコミュニティアートが、きっと当たり前のように入っている。
また「教育」といえば、学校教育の話がメインになりがちな日本と違い
「社会教育」の中で問題を考えるのが当然、というニュアンスでした。

「2010ユネスコ世界文化芸術教育大会」をやっちゃう勢いがある、韓国。
http://www.artsedu2010.kr/index.jsp
実際の現場はどうなっているのでしょうか。いつか遊びに行きたいものだ。